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ISO9001/14001/IATF16949取得のタイ工場からSDGsとともにお届け

当社のタイ工場は、安定した品質のコイルをお届けできるISO9001とIATF 16949を取得しています。コンプライアンスの順守はもちろん、業務の見える化やドキュメント化、万が一に備えた製品のトレーサビリティの確保、さらにはリスクマネジメントや継続的な業務改善による品質向上など、日本人スタッフだけではなく現地スタッフもお客さま第一主義の姿勢で生産にあたっています。

また環境への配慮も踏まえ、ISO14001も取得済みです。製品と環境への配慮を行うPDCA(Plan Do Check Action)サイクルを確立し、スタッフ一丸となって取り組んでいます。さらにタイ国工業省が認定する「Green Industry Level 3(Green System)」を取得。これはSDGsを推進している企業に対して認証されるもので、当社はSDGsに積極的に取り組み、持続可能な開発目標を掲げています。

ISO9001/14001/IATF 16949取得工場でトレーサビリティと環境配慮

PRONECのタイ工場は、ISO9001とIATF 16949を取得しており品質や性能の安定性、形状の均一化を担保できます。もちろん製品のトレーサビリティを確保するための書類や図面、システムや仕様などもしっかり管理しています。常にお客さまを第一に考え、恒常的な業務改善などを行い製品の品質維持や生産性の向上を現地スタッフとともに目指しています。特に手作業が介入する工程では、できる限りミスを少なくするように業務や作業改善に努め、生産性の向上を図っています。

これらを正しく運用できる人材の育成や組織作り、さらには運用マニュアルや改善方法に至るまでPDCAサイクルを定義し、お客さまの求める性能を担保しながら、高品質で高い精度のコイルを安定して生産できる環境づくりをしています。


自動ラインは熟練したエンジニアやオペレーターが操作や製造にあたり高品質で信頼性の高い製品作りにあたっています。


小ロットの生産や巻線後の加工や組み立てなどは、可能な限りミスを減らすようラインや人員の配置、生産ラインの最適化をしています。また常に業務改善を行い、品質の維持・向上を目指しています。

さらにISO14001も取得し環境への配慮も行っています。廃棄物の削減や再利用などの処理に加え、電気や水道などの節約、外部への騒音に配慮した上で製造にあたっています。貴社からいただいた設計をもとに、安定した品質と性能の製品をお届けできる体制を整えて、信頼とともにコイルを納品します。

タイ国工業省のGreen Industry Level 3に認定

当社はSDGsにも積極的に取り組んでいます。具体的にはタイ国工業省より「Green Industry Level 3」に認定されています。この認定は次のような社会的責任を果たすことが期待されます。


Green Industryは、タイ国工業省が産業発展と環境保全を両立させる目的で創設した認定制度です。継続的な環境配慮活動と、持続可能な工業発展への取り組みなどが評価され、その貢献度をLevel 1~5で段階評価されます。PRONECのタイ工場は、その中間の「Green Industry Level 3」に認定されています。

1)環境負荷の低減
ISO14001と被りますが、環境に配慮した技術やプロセスの導入、省エネルギー化や廃棄物の削減・再利用を実施します。

2)続可能な発展の促進
持続可能な発展に貢献します。つまり「Sustainable Development Goals(持続可能な開発目標)」そのものであり、弊社はSDGsに積極的に取り組んで行きます。

3)SDGsの取り組み
Green Industry認証は、SDGsのうち環境関連の目標である「気候変動に対処し、持続可能なエネルギーを確保する」「衛生的な水と衛生を確保し、水不足問題を解決する」「持続可能な都市とコミュニティーを作り、人々が地球上で健康的に生活できるようにする」を達成するための取り組みの一つとして位置づけられています。弊社はこれらの3つを主眼に置き、他の項目についても考慮しながら持続可能な開発目標に取り組んで行きます。

最適化した巻線機と検査装置で信頼と安心をお届けします

当社はコイルメーカーでありながらコイルを製造する巻線機も製造する日本でも数少ない会社です。コイル製造そのもののノウハウに加え、製造機械も知り尽くしているプロフェッショナル集団なので、あらゆる特殊コイルにも対応できます。特にコイルの性能や形、生産性を左右する治具も自社で制作しているので、量産化時の生産技術などについても多数の技術と実績があります。

さらにタイ工場には、弊社製の巻線機に加え樹脂成形機も導入しています。これによりボビン巻きのコイルの製造、基板実装用のリードつきコイル、樹脂モールドしたコイルなどの製造も可能ですので、貴社の工数を大幅に低減できます。

日本ではお客さまとの窓口となる営業と一部技術部門が籍を置き、お客さまのご要望などを承ります。また導体の仕入れ、他工場への供給などを行います。生産は全てタイ工場で行い、現地エンジニアやオペレーターと日本人スタッフが共同して製造にあたります。

現地のオペレーターやエンジニアのレベルも高く、当社の日本人スタッフが常駐し、品質管理や難易度の高い日本とのやり取り、また貴社と工場との直接のやり取りなどを行っています。営業所は日本に構えており、銅線の安定供給を図るため、調達は日本国内や東南アジアから行っています。

★写真 KEYENCEの画像寸法測定器オペレーション風景
完成品の外寸検査に加え絶縁抵抗、耐圧試験、インパルス試験などを通して、安全性や品質を検査した上で、お客さまのお手元へ製品をお届けします。

近年は出荷前の形状測定のために新規に測定器も導入し、さらに形状の信頼性と安定性を高めています。このように安定したコイルを提供できる体制のもと、高い安定性と品質を担保しながら、貴社独自の独種コイルをご提供します。

まとめ|まずはご連絡を!図面にする前からお手伝いできます

製造が難しいコイル、特殊形状のコイル、性能と形状のバランスを取りたいなど、コイルに関するお悩みがあればPRONECにご相談ください。試作や小ロットでも承ります。将来、量産化の可能性があればお申し出ください。コイルメーカーとして長年培ってきた量産化の生産技術を貴社の設計にフィードバックすることができます。

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