
こんにちは、コイル製造・販売のプロネックです。
今回は、プロネック・タイ工場で製品づくりを支える技術者の役割についてご紹介します。
コイルは図面通りに巻けば完成する製品ではありません。電線の公差、巻き応力、引出線処理など、わずかな差が性能や歩留まりに影響します。そのため当社の技術者は、単なる作業手順の決定ではなく、「品質・コスト・納期・安全」を同時に成立させる設計活動を担っています。
1. 工程設計・開発の役割|試作段階で量産品質を決める
新規製品の試作ご依頼をいただいた際に初めに対応する課です。製品仕様を満たすための製品をどのように製造するか検討します。
新規試作をご依頼いただくと、まずお客様の仕様をもとに製品の実現性を検討し、安定して量産できる製造工程を設計します。あわせて必要な設備の選定・導入や冶工具の検討を行い、試作・評価を通じて工程を最適化していきます。また、顧客仕様に応じたカスタマイズにも対応し、設計値を量産で再現できる体制を整えます。
その目的は、性能・品質・コストのバランスを満たしながら安定生産を実現すること。そして不良を未然に防ぎ、継続的なコスト低減につなげることです。
また、タイ工場の技術者が検討した内容は、海外生産で懸念される不安要素を除くため、必ず日本本社の営業担当を経由してお客様へ共有しています。
- 技術的な説明を日本語で正確に伝達
- 細かなニュアンスのずれを防止
- 日本基準での品質感覚を共有
コイルは、理論値通りの仕上がりにならないケースもあります。その差異を事前にご説明し、仕上がり状態の擦り合わせをすることは重要なプロセスです。
2. 設備技術・保全技術の役割|安定供給を守る
工程設計で必要となる設備や冶工具は、設備・保全技術者が設計・製作します。例えば空芯コイルでは、「巻線冶具の設計」「引出線カット冶具の設計・製作」などを自社対応しています。
冶工具を内製することで、
- 仕様変更への迅速対応
- 改善提案のスピード向上
- 外注依存リスクの低減
を実現しています。
また、設備の予防保全や改造も計画的に行い、稼働率を維持。量産案件でも安定供給を継続できる体制を整えています。
まとめ|技術者の役割が「安心」につながる
海外生産で懸念されがちな、「言語の壁」「品質基準の違い」「意思疎通の不安」。
これらの不安に対してプロネックでは、日本営業とタイ工場の技術者が連携する体制で対応しています。
日本営業が窓口となりお客様との仕様確認を行い、タイ工場の技術者が設計・製造を担当。それぞれが役割を分担しながら、二人三脚でプロジェクトを進めています。
単なる海外委託ではなく、「日本基準で管理された海外生産」という点が当社の強みです。
- 海外生産を検討しているが不安がある
- 試作から量産まで安心して任せたい
- 品質要求の高い案件を相談したい
このようなご要望がございましたら、ぜひ一度ご相談ください。
ご相談・お見積りのご依頼は、WEBお問い合わせフォームよりお気軽にお問い合わせください。





