
こんにちは、プロネックです。
今回は、弊社タイ工場における品質管理体制についてご紹介します。
コイルは電子部品の中でも「目立たないが、性能を左右する」重要な部品です。だからこそプロネックでは、製品品質を属人的な技量に頼るのではなく、国際規格に基づいた仕組みとして品質を管理・維持することを重視しています。
現在、弊社タイ工場では以下3種類の国際規格を認証取得し、毎年の維持審査および3年ごとの更新審査を継続して受審しています。
- ISO 9001(品質マネジメント)
- ISO 14001(環境マネジメント)
- IATF 16949(自動車業界向け品質規格)
プロネックが取得している3つのISO規格とは
ISO 9001|品質を安定して供給するための基本規格
ISO 9001は、業種を問わず適用される品質マネジメントシステム(QMS)の国際規格です。
プロネックでは、以下の点を重視して運用しています。
- 顧客要求を起点とした品質管理
- PDCAサイクルによる継続的改善
- 作業手順・検査方法の標準化
- 不適合の是正および再発防止
コイルは設計条件や使用環境によって要求仕様が大きく変わるため、「要求を正しく理解し、再現性をもって製造する」ための土台としてISO9001は欠かせません。
ISO 14001|製造現場としての環境責任
ISO 14001は、企業活動が環境に与える影響を管理・低減するための規格です。
弊社では、以下のような環境側面を管理対象としています。
- エネルギー使用量の削減
- 廃棄物・不良品の低減
- 化学物質・廃棄物処理に関する法規制遵守
- 環境リスクの洗い出しと改善活動
環境配慮はCSRだけでなく、製造ロス削減・工程安定化にも直結する重要な管理項目と考え、品質管理と一体で取り組んでいます。
IATF 16949|自動車品質に対応する高水準マネジメント
IATF 16949は、ISO9001をベースに自動車業界特有の厳格な要求事項を追加した品質規格です。
主にTier1・Tier2部品メーカー向けの規格で、以下の点が特徴です。
不良ゼロ・ばらつきゼロを目指す品質思想
- SPC・MSAなどによる工程能力の見える化
- APQP、PPAP、PSWといった自動車品質ツールへの対応
- 製品安全要求・顧客固有要求(CSR)の遵守
プロネックでは、自動車向けコイル案件においても、設計段階から量産まで一貫して品質要求に対応できる体制を構築しています。
3規格の位置づけと役割の違い
- ISO 9001:すべての品質管理の基盤
- ISO 14001:環境・法規制を含めた持続可能な製造体制
- IATF 16949:自動車業界向けの高度な品質要求への対応
これらを重ねて運用することで、業界を問わず安定した品質と再現性を確保しています。
まとめ|品質を「証明できる体制」で支えるプロネック
設計された電子部品の一部として、プロネックのコイルを選んでいただくことが、お客様の製品品質向上と、私たちプロネックの技術力向上の両立につながると考えています。
そのため、プロネックのタイ工場では、ISOおよびIATF認証を「取得して終わり」にするのではなく、毎年の審査を通じて運用を見直し、品質と業務の標準化を継続的に進化させています。
弊社ではお客様からご相談いただいたコイル仕様に対し、社内で巻線機の開発・改良を行い、新たなコイル製造に挑戦してきた実績もございます。
コイルの設計段階でのお悩みや、品質要求の高い案件について、ぜひプロネックまでご相談ください。
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